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 STAR TREK

 TOHOシネマズ二条

四条大宮から、はるばる徒歩で二条まで。初めての映画館だけど、シネコンってどこも同じに見えるのな。
で、スタトレ。キャプテンカークの若い頃の話しらしいのですが。監督は”Clover Field”のJ.J.エイブラムス。
ここから本編に関わる内容です。


で、なんかオリジナルではなく、新たに創造したモノですとかなんとか宣伝してたのは、こーゆーことだったのか!ってゆー。実際はSTAR TREK TOSのキャラクター総出演なんですが、いろいろ史実と違います。でもいいんです。なぜならこれは違う歴史なのです。そうTOSでもよく使われた時間旅行ネタで上手く言いくるめた感じ。未来から来たロミュランの男が歴史を変えてしまった後の、もう一つのTOSなのです。だから、この世界ではクリストファー・パイク艦長の惑星タロスでのエピソードはないのだ。
話しはトントン拍子ですすみ、それほどひねった話しではないので、確かにあまりシリーズを知らない人にもわかりやすくはなってます。ただし、もちろんトレッキー仕様の部分もあり、そっち方面の方にも気配り有りの、いい感じのエンタメにはなってます。ちなみにこの監督、ヨコパン画面にななめからカットインの構図スキだナァ。同じカット割りが何度もリフレインされます。
さて、トレッキー仕様の部分ですが、いろいろニヤッとさせる固有名詞あり、各メンバーに美味しいエピソードがちゃんとふられてるし、なんとあの方が本人役で出てくるところも驚きです(カンのイイ人はこれで判れ)。しかし、しかし。気に入らないところが2点。まず、未来から来た敵役のロミュランの戦艦にはステルスが付いてないのだ。何故ダ〜。そしてもう一点。今回一人だけエピソードがなんにも無いTOSのオリジナルキャラがいます(一応でてますが)。その方はクリスティン・チャペル看護士。てか、オリジナルのメイジェル・バレットさんは亡くなられたのですネ(ご冥福をお祈りします)。でも今回も、コンピューターの声として出演されていたそうです(吹き返しか知らないのでわかりませんでした)。で、それはいいとして、なんとスポックをウフーラに取られてしまうのだ。てか、別にTOSでも、チャペルは報われない片思いでしかないのだけど。それでもこれはちょっとナァ。なんでもエイブラムスは別に原作に思い入れは無いらしいので、単にコーしたのか、チャペルがキライだったのかは定かではないですが。
ちなみにウィノナ”メンヘラ”ライダーが、アマンダ(スポックの母ネ)役で出てます。でも、あのおばはん顔はメイクだよネ!ネっ、ネっ。
まあ、いろいろ言いましたが、TOSが好きな人は行ってソンは無いと思いますよ(でも原理主義の方はご遠慮下さい)。

追記:そうそう、電話がNokiaだったね。