2011ドイツ女子Ｗ杯 セミファイナル
見事な勝利でした。これでＦＩＦＡ主催大会では４度目のファイナリスト。（ちなみに前回３度目と書きましたが、女子のＵ−１７があったのネ。岩淵が活躍した大会か。ただしいずれもルーザーですが）
でも開始早々に、横パスを掻っ攫われてあっさり失点した時は、まさかこんな展開になるとは思いませんでした。むしろイングランド戦の嫌な記憶が蘇りました。しかし、徐々にボールをキープできるようになると、なんとこの日永里に代わってスタメンでＦＷに入った川澄が、宮間のクロスを身体で押し込み同点。更に２ｎｄハーフもパス回しについて来れないスウェーデンを尻目にペナ内の混戦から澤の大会４点目、そして極めつけは川澄の今日２点目となる見事な技ありミドルループ。先発の期待に応えた川澄のプレーは素晴らしかったです。左ＳＢの鮫島が、宮間とほぼ左サイドを制圧したのも何気に大きかったと思います。先制こそされたもののゲームとしては、２ｎｄハーフ以降押し込まれがちだったドイツ戦よりもよかったと思います。終盤には、今まで出場機会のなかった選手を使っての時間稼ぎとか、余裕すぎ。しかしスタメンに関しては、むしろ次も先発川澄でよくネ？って感じで。まあ永里出してもいいけど、その時は永里、川澄の２トップで安藤を右ＳＨ（むしろ本職だし）に下げて１１番アウトでもいいな。
ちなみにＴＶで今日スタメンの澤、川澄以下５人がＩＮＡＣ神戸の選手で地元神戸では云々ていう報道があったけど、川澄はともかく、確かに今の所属はそうかもしれないけど、やぱり澤や近賀は読売の選手ってイメージなんだけどなぁ。
しかし日本にとってスウェーデンはゲンのいいチームですネ。今日は勝利できたし、本来今日戦う可能性が高かったＵＳＡを逆の山に追いやってくれた訳ですからネ。そう考えるとあそこでイングランドで敗北したことも含めて流れは日本に向いているのかもしれません。是非ファイナル期待しています。Ｗ杯を日本に持って帰りましょう。ちなみにＴＶで盛んに言ってるメダルって何だ？Ｗ杯金メダルとかあまり聞かない表現なんだけど。普通に優勝、準優勝、３位でいいじゃん。もちろんたとえ２位でも意味が無い訳じゃないけど、最終的にはＷ杯を取るか取らないかが重要な訳だし。おめでとう銀メダルとかじゃないでしょうに。
