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 ファイナル 日本VSUSA(フランクフルト)

2011ドイツ女子W杯

 歴史は作られた。おめでとうございます。遂にFIFA主催の大会で日本がカップを取りました。女子W杯を。確かに結局USAに勝てなかった。でもW杯を取ることはできた。しかも2度のビハインドから追いついて。今はそれで十分じゃないでしょうか。これで日本は女子W杯を取った4つ目の国になったのですネ(知らなかったノルウェー。てかWiki仕事早すぎ)。
 PK戦は海堀のワンマンショー。でも、何の緊張もなく(そ〜ユー風に見えるのな)ゴール上方向にシュートを叩き込んだ熊谷は素晴らしかったです。まるでテベスのように背後に何かを背負っている永里とは対照的でしたネ。このW杯は永里の大会ではなかったって事なんでしょうが。しかし川澄の調子を観て、実績で考えずにセミファイナルと同じスタメンで来た佐々木さんはコーチとしていい目を持っていると思います。
 なんとも劇的な展開でした。2ndハーフに先制されて追いついて。延長1stでまた突き放されて延長2ndで更に追いつく(おお、今TVでW杯上げてる)。ゴールデンブーツもとった澤選手の執念とも言えるけど、やはり今回は同点ゴールを取った宮間というキッカーの存在がかなり大きいと思いますね。もちろん展開的にもUSAがあの数々のチャンスを一つでも決めていれば、下手したら大差が付いていたかも知れない試合だった訳ですが、実際には決められなかった現実があるわけですし、日本のDF力もファイナルのプレッシャーも含めてそれもまたゲームのうち。フットボールはチャンスを作るゲームではなくゴールを決めるゲームだから、こーゆー結果があり得るわけです。はっきり行ってドイツ戦よりもボールを回せなかったゲームだったと思います。だからこそ、1点目の宮間のゴールは価値があると思います。
 さあ来年はロンドン五輪、もう今年にはアジア予選があります(ヨーロッパと同じにW杯上位2カ国でいいような気もするけど)。2冠狙って欲しいですネ。