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 千葉 VS 名古屋(フクアリ)

 2008J1

昼にトリニータが勝ったため、負けられない試合だったんですがネ。ある意味楽しみでした。どちらも欧州的な組織的な4バックでサイドアタックを中心に攻めるスタイル同士。おそらく上手くかみ合うはず。とゆーかどちらかの一方的な試合にならない。と思っていたんですがネ。
ジェフは1トップに巻兄ではなくレイナウドグランパスマギヌンの位置にスギーニョ。1stハーフは中盤のつぶし合いからジェフの運動量が上回る展開。しかし時間が経つにつれ、ジェフの選手は疲れで後手を踏み出し、40分前に小川が見事なミドルシュート。この時点では、やはり開幕からこのスタイルをやり続けてペース配分を判っているグランパスのペースだと思っていました。しかし忘れていたのです。ヴェルディとの試合を観ていたくせに。このコーチはハーフタイムに修正する事が上手な男だと。なんと3分であっさり逆転してみせるとは。たしかにグランパスは大体立ち上がりに不用意な失点をする事が多いのですが。しかしそれにしても見事としかイ言い様のナイ逆転劇。確かに選手の個の力はグランパスの方がかなり上のはずです。しかし今のジェフのスタイルはチームとしての戦術でその差を消す事が出来る。そして、やはり
ミラーの方がコーチとして上を行ってる
としか言えないですネ。ミラーのジェフは微妙にスタメンを変化させる事で途中でのチェンジオブペースを可能とするチームになっています(まさかレイナウドもつかいこなすとは!)。しかし08年仕様のグランパスは、こと攻撃に関しては、残念ながらスギーニョをスタメンで起用すれば(つまりMF、FWのスタメンが一人でも居なければ)流れを変える事が出来ないチームなのです。阿部を下げて3バックにするのはナビスコでも見た光景と言わざるをえません。やはりもう少し藤田や津田を使えるようにしていて欲しかった。てか本来、ミスター的にその役目を果たすのは、相手チームで輝いていたあの男だったんじゃないんですかネ。ただ選手はスタメンで出たいものなのでそれは仕方ない事なのでしょうが。とりあえず今日は完敗です。これでトリニータと下手したらレッズとも勝ち点で並ばれた訳ですが、幸運な事に次の試合に勝ちさえすれば、10月1日にたとえレッズが勝利したとしても最悪2位にはなる事が出来るわけですから。ここは切り替えるしか無いでしょう。まだあと1/4も残っているのですからここで一喜一憂していてもしょうがない。マギヌンがすぐ帰ってくる訳でも無い。とりあえず今居るメンバーでやるしかない訳ですから。
最後に今一番怖いのはまさに手負いの野獣と化したコンサドーレだと思います。あのトリニータから2点奪うってのはタダモノじゃないと思いますよ。アルディージャくらいのチームまではまだ危険領域ですから、あそこに軽い気持ちで挑んだチームはやられると思いますよ。でも、なんかウチまだ残してるんだけど。