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 JAPAN VS CHILE(長居競技場)

2009キリンカップ

これはいい試合だったのではないでしょうか?まあ相手の力量(メンバーの本気具合)はわかりませんが、前回が若手中心の相手にきりきり舞いさせられたことを考えれば、確実に進歩はしてるみたいです。
今日は若手主体の編成になるかと思ったんですが、ふたを開けるとそーでも無かったです。2トップは玉田と岡崎。その下に変な形で憲剛と本田さん。CHに遠藤と長谷部。バックスは左から今野、阿部、ボンバー、駒野。GKは楢崎の布陣。ところが玉田の早々の負傷(ヲイヲイ。まあ次の試合は6月後半だからいいとはいえ)で山田クンが左SH(表記上は)に入り、岡崎のワントップに。この後2ndハーフに岡崎をまた珍しくファールゲッター矢野に変更(恐らく他にメンバーがいなかったからか)。岡田JAPANには珍しいホントにワントップの布陣となりました。
で結果の方はご存じの様に4−0の完勝となりました。で、本田さんは今回フル出場(試合なくて元気だったからか(^_^;)?)だったんですが、それなりに活躍したと思います。1点目につながったシュートも、イイシュートでした。もちろんそこにきっちり詰めていた岡崎も素晴らしい。FWとしてスゴク大事な事です。でもボクは本田さんのNetherlandsでのプレーを観てないんで、もっとエゴむき出しでぐいぐい行くかと思ったら、意外と周りを観ながらやってましたネ。でも確かに前よりもシュートの意識が高くなったのはいいことでしょう。そして山田クン。レッズの試合はほとんど観てないんでアレなんですが、いいセンスしてますネ。ちゃんと周りも見えてるし、ポジション取り、判断もいいです。ただやっぱりこのレベルになるとアタリ負けしちゃいますネ。後パススピードがこのレベルでやるには遅すぎ。ただこれからの選手なんでこれから改善していけばいいんじゃないですかネ。ただ左SHの選手だとすれば香川と重なるけど(まあこの日は共存していましたが)。後、久しぶりに阿部勇樹がヨカッタ。プレースキックを蹴ればもっと良かったんだけど。彼がヘッドも上手いの忘れてました。まあクラブでは釣男がいるからなぁ。彼はゴール前で身体を張ってタフに守れるタイプではないけど、意外とボンバーと組ませればCBのコンビとしてはイイかもと思いました。相手にもよるんだけど、今日みたいなフィジカル前回でゴリゴリ来ない相手だったら、人に強いタイプと組ませる前提では高木や寺田よりも全然有りじゃネ?と思います。
あと最後に悪い点ですが、今回も相手の決定力不足に助けられたけど、斜めに入ってくる相手をつかまえきれない、相手にキープされたままとれず、ずるずるさがってペナ内、とかやばいシーンは相変わらず改善されていないので、そこのところは改善して欲しい。てかいつも同じ感じでやられる(またはやられそうになる)のは何故なんだろ。
しかし長谷部はもったいないかも。今回は右の本田さんも左の山田クンもSHっぽい動きはしていないです。てか山田クンが入った後はワントップになった訳で、岡田がいつも最初に配置するような4−2−3−1になりました。でも本職のSHがいないのな。で長谷部と松井(本田さんができるのなら本田さんでもいいけど、今日はそーゆー感じじゃなかったなぁ)をサイドにはらせりゃいいのにって思うんだけどネェ。せっかく内田と長友(まあ今回は出てないけど)がいるんだからその前に本職のSHを置くか、あるいは達也(も今回いない)をウィングにしてプラス逆サイドはSHの変形でもいいけど。そーゆーのやって欲しいなぁ。なんかMFがみんな中に入りたがるのはいかがなものかと。