cake_net BLOG

世界で20人位に発信するブログ

 日本 VS カメルーン(フリーステート)

2010南アフリカW杯

 自国開催以外での初勝利おめでとうございます。ボクは今でも岡田を買ってないですが、一応後4年間はだれにも抜かれない記録を作ったのですから大したものです。
 イヤ〜、相性ってあるんですネ。不屈のライオンはどうしても日本には勝てないようです。結構守備の不安は言われてましたが、セルビアから3点取ってることは誰も指摘しないのが気になってたのですが、少なくとも今日は個の力だけで闘うチームに過ぎなかったですネ。またエトオは何かいわれそーだなぁ。
 しかし今日のスタメン観た瞬間(てか全くマスコミの予想通りだったんだけど)、つまり阿部クンと松井がスタメンな瞬間にぜひ二人にはいいプレーを見せて欲しいと思いました(そーでなかったら。特に阿部クンが出てなかったら、日本が負けても良かったです)。しかし何気にチームの半分(川島、釣男、駒野、阿部、松井、大久保。そーいえば長谷部も世代とすれば)がアテネ組なんですネ。谷間の世代と言われ、アテネではパラグアイやイタリーにボコボコにされたあの選手たちが、こうやってW杯で勝利してる訳ですから、不思議なものですネ。
 とにかく今日の日本は素晴らしかった。見事に弱者のフットボールでした。屈強なポストマンを独り前線に立ててドン引きフットボール。でもボクはエレガントなパス廻しより、こういう泥臭いプレーの方が大好きなんで(てか、じゃないとスリーライオンズやアッズーリの試合を好んで観れませんって)。最初っからこの路線で行っていればボクの岡田に対する評価も違っていたでしょうに。ただ一言いわせてもらうとあそこで岡崎はないと思うけど。ボクならまず大久保を矢野に代えて、次にガチャピンをイナと代えて、阿部と並ばせて長谷部を右ハーフ、松井を左ハーフにしますネ。んで最後はホントは今野なんだけど居ないんで、そこは誰でもいいや。しかし矢野もまさか最初の試合から出番があるとは思ってなかったでしょうネ(だって彼は得点するために呼ばれたんじゃないから)。
 でも、今回岡田のいい点を二つも見つけました。まずはキチンとスカウティングしてたこと。カメルーンの左SBの裏を執拗に狙ってましたネ。まさかコレを研究するためにずっと内田を右SBで使ってたんじゃないだろーな(そしたら超名将だ)。そしてもう一つは自分の間違いを認められること。これが一番大きい。そう、勝つことがもっとも大事。そのためには、アレだけこだわった内田も切るし、ハエがたかるようなプレーもしないし、ちびっこFWのスピードで勝負しないし、素早いパス廻しもハイプレスもしないし、4−2−3−1も捨ててベタ引きだし(今回は言うなれば、トッティが居ないのでヴチニッチをトップにした時のローマのよーな)。何気にコレって凄い勇気のいることだと思います。それで結果を出したわけだから、ホントにリアリストの勝負師だなぁと思いました。そこは認めざるを得無いでしょう。これで文句ユーやつは、何しても文句言うって。後、ネーデルランド戦は負け覚悟でサブ組で行ってほしーな。ただし失点は2点まででお願いします。そしてDENMARK戦にかけるべき。

おまけ:スロベニアVSアルジェリア。良かった。スリーライオンズはノックアウトラウンドにイケそうです。