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 キリンChallenge 日本VSパラグアイ(日産スタジアム)

2010

 わずか2試合ではあるものの大事なヒロミジャパンの初船出。ここを勝利で終えたんだから十分だと思います。それなりのメンバーを揃えてくれたパラグアイに感謝。まあ結局勝ったとはいえホームで1点差勝ちは、この2ヶ月ちょっとで両者の力関係がほとんど変わっていないことを証明した訳で。印象も、パラグアイの方が最後の崩しのアイディアはあるけど決定力はない。サンタクルスもなぁ、とまったく同じ。ただよくとると、パラグアイとはコレぐらいの試合ができるほどジャパンも成長したなって観方もできるわけで。
 まあ、ヒロミジャパンとはいっても、細貝をのぞけばこの4年間に代表キャップをつけた選手ばっかなわけで、いつものやり方で試合に望んだに過ぎないのでしょうがネ。そーゆー意味でいくら年代別の代表経験は豊富で、かつクラブでやってることを出せばいいだけとはいえ、この中で普通にプレーできてる細貝クンの戦術理解度の高さは素晴らしいと思います。しかし岡田のときよりも、ちゃんと4−2−3−1になってるのには笑うが。しかし1stハーフ前半の香川クンは遠慮しすぎで、一瞬しか輝かない、かつての代表マッチでの香川クンそのもの。やっぱ、あんまり変わってないのか?と思ったら35分過ぎくらいからメキメキよくなって、2ndハーフには見事なこの試合唯一の得点を決めるとは。ホントノッてる人は違うネ。柿谷クン、どー思うよ?松井と本田△はあれくらいは普通。今回いない長谷部、ガチャピンを含めて彼等はこのレベル以下なら責められるポジションですからネ。そーゆー意味で、森本は物足りないネ。確かに1トップを上手にこなしてたけど、彼のキャリアから考えても、もうそれだけでは困る歳でしょ。それとやっぱ岡崎の1トップは無理。確かにミランの様にスピードタイプの1トップを上手く使えるクラブもあるけど、今の代表チームはそんな感じではないし。あとスタメンはソレナリにこなれたメンバーで上手く回してたけど(うっちーの裏をつかれるところまで岡田ジャパンのままなのはどうかと思うけど)、2ndハーフにメンバーが変わった後はぼろぼろになるのもちょっとなぁ。パラグアイはメンバー代えても同じことができてたゼ。まあ、そこは戦術論大好きなカルチョの国から来た男が、この国のフットボールに誰が出ても変わらぬ戦術を教えれるのか興味あるけどネ。トルシエはあるレベルまでは出来てたぜ。
 さて、次はガテマラですが、この2試合はスポンサー様向けのコマーシャルなゲーム。しかも次はなんかワケ分からんチーム。まず負けないし、実際負けても別に構わない(とはいえ文句言うやつは言うんだろーなぁ)ゲーム。そして長居。ぜひ乾クンを使って欲しいですネ。てか香川クンや鞠の選手がいるここで使わずしてどこで使うのかって。おもいっきり冒険して欲しいナァ。逆に興行なんでそーゆーのは難しいのかな。