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 第17節 名古屋 VS 金沢(豊田スタジアム)

2017 J2

 ○△●の法則が崩れましたネ。しかしホント豊田スタジアムの魔物なんとかしてほしいっす(おしりんの魔物はWelcome)。あとココ数週に渡って発生した1位のクラブは敗北する法則も。
 スタメンは予想通り左SBに青木クン。他は前節と同じ。1stハーフは今年一番の出来でした。ただ1−1のドローってのがイヤな感じだったんですが。楢崎はJ2屈指のGKであるとは思うけど、J1時代から、たまにこういうプレー
するんだよなぁ(相手にパスとか)。それに相手のコーチがヤンツーさんてのがまたイヤな感じでしたね。まあ、いかに勝点をとれるかを模索していたヤンツーさんと、自分たちの形を優先する風間さんでは前者に分があったのかも知れません。しかしホント、フットボールってたとえどんなスタイルであろうが、点を取ったほうが勝てるスポーツなんですよネ。
 正直、日本人だけで構成されたツエーゲンはJ2でも屈指の下手っぴでした。折角インターセプトしてもつまらないパスミスやファールで相手にみすみすボールを渡すようなシーンが数多く観られました。ソレに対してグランパスは圧倒的なフットボールスキルを駆使してボールを繋ぎました。ただ、危ない場面ではほとんどミスを侵さないツエーゲンに対し、してはいけないところで重大なミスを2回も犯したグランパスが敗北するのは必然でしょう。ハイラインの裏を突かれた3点目は兎も角(それも時間帯を考えたら軽率なプレーなんだけど)、あとの2点は本来はやらなくていい失点なんですから。フットボールでは、個人のスキルがゲームを決めるケースも勿論存在しますが、殆どの場合、ゲームのディテールを巧く進めた方がよりよい結果にありつけます。まさにこの日のツエーゲンはプレーの質は低くても、ゲームの進め方はグランパスを上回っていたのは間違いないです。
 ただ、この日のゲームの中でも、青木クン、杉森クン、杉本クンは自分の良さを出していました。終盤、他のアタッカーがついシモヴィッチを頼ってしまう中で、この3人のアタッカーは、自分で試合を決めようという気概に溢れていました。そして杉本クン(J2、100試合出場オメデトウ)は、結構冷静に周りを観て、自分で無理して仕掛ける時とそうでない時を分けているところが素晴らしいです。少なくともはやぶさクンには出来なかった。得点シーンも素晴らしかったです(これで勝利していればもっと価値あるものになったのですが)。アグレッシブな勝利への執念という意味では、交代が青木クン杉森クンになったのはもったいなかった(まぁ、杉森クンはかなりヘバッてたけど)。後、寿人(J500試合!)はホントにこのチームで何ができるのか。なんか、巧くピースとしてハマっていない気がします。シモヴィッチみたくポストが出来るわけでもなく、ひたすら裏を狙えばボールが出てくるスタイルでもなく。
 次節永井クンが復帰するとして、普通に考えるとポジションは杉森クンのところですかネェ。それもなんかもったいないかんじですネ。杉森クンは明らかにスタメンで出したほうがいいタイプだと思いますし。