2018 RussiaＷ杯 グループステージ
にしのんは、かなりの勝負師で、かつ強運の持ち主でした。
ビハインドであの時間。おそらく本田さんの投入を考えていいたと思いますが、コロンビア先制の報を聞いた途端、即決したのでしょう。まあ、失点せずに、ファールもするなという、かなり無茶な指令を長谷部に託した訳ですが。まあラッキーにも勝って帰りたい、かつＤＦラインに疲れが見えるポーランドは、素直に談合に応じてくれましたが（結局ゲームに入れなかった選手は可愛そうでしたが）。
ただ、あの時点でセネガルが追いつく可能性も全然あった訳で、そうなると我が国民性から、史上最悪の愚将として、こっぴどく罵られ、ひどい目にあっていたはずです。だけど、その賭けに勝ち、ノックアウトラウンド進出を勝ち取り、名将としての地位も失わなかった訳ですから、頭が下がります。
正直、１分け２敗、ひょっとするとフランス以来の全敗もありうると思っていてゴメンナサイ。
まあ、今から思えば名古屋での２年間降格させなかったのは、すごいことかもしれないですネ。今考えれば、あの時も攻撃的３バックのチームを構築しようとして失敗。でも、すぐさま切り替えて、矢野貴章を魔改造してスーパーＳＢを誕生させてたんだから、やっぱり当時から稀代の勝負師だったんでしょうネ。
