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 ジャパンVSパラグアイ(さいたま) 

2008キリンカップ

さて、ガラッとメンバーを変えて挑みます。ジャパンは南米チームが苦手ですが、どちらかというと守備的なパラグアイだけにどんな展開になるかと思ったら、思った通りの展開だったりする。
CBはこれが初キャップの寺田とトゥーリオ。左は長友で右は阿部。やっぱSBは専門職の方が望ましいと思うが。でFWは巻の1トップ、後ろにガチャピン−山瀬−中村俊が並ぶ。前半は初期のオシム的というか、ジーコ時代的というか。ボールはキープできるが、そっから先が進まず。もっとも2度ほど決定的なチャンスはあったが決めきれず。中村俊とガチャピンのホットラインはボールキープにおいては有効。この試合を見ると、オシムが中村俊とガチャピンを併用して、そこに山岸という日本には数少ない典型的なサイドアタッカーを入れたがったのもわかる気がする。が、山瀬は残念ながらシャドーストライカーなのだ。
で、2ndハーフ最初から、ガチャピン下げて松井。相変わらずかみ合わず。前回より、いろんな事をしようとしているけど、余計まずいような。全く攻められなくなる。FWに高原。ここで高原が招集されてたことを思い出した。高原ってなんでこんななったの?アジアカップの頃は一人だけ別次元だったのに。日本に帰ったことが、マイナスに働きすぎ。比較して大久保はおもしろい。とにかく前へ、とにかくシュート。こんなおもしろい選手使わない手はないでしょ。もう少し賢かったらもっと凄い選手なのに。長谷部が入ると松井とかみ合うのは欧州的なサイドアタックが頭に入ってるからだと思うけど。今の名古屋のスタイルがJの主流になったら、松井とか長谷部はもっと生きるよ。でもこの代表ではそういう攻め方にみんな慣れてないので。結局中村俊を生かす方向で作らざるをえないんだけど、じゃぁいないときどーすんのとか。それって昔からずーっと同じ。中村俊のとこは小野クンでもヒデでもいいんだけど。だからスタイルがないとかいわれんのだよな。パラグアイフットボールをよく知ってるけど、今日は省エネモード。無理に勝ちには来なかった。さて一体この2試合は次の試合の参考になったのかな。ただ一つ言えることは、オマーンは今日のパラグアイより弱いって事。あんがい心配しなくてもいいのかも知れないけどネ。ただ先発は中村俊とガチャピンで行くだろうね。