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 JAPAN VS QATAR(横浜国際)

2010南アW杯アジア最終予選

いろんな意味でがっかりな試合でした。しかし見事に土曜日の試合をなぞった展開でしたネ(2点目をとりけされるとこまで。でも今回の方がまだしょうがない取り消され方ですが)。違っていたのは2ndハーフに失点してしまったことでしょうか。まあコーチがベンチにいなくても同じ戦い方が出来るのは素晴らしいのか(実際コーチがベンチにいる、いないなんてそんなに影響ないでしょ。岡田が特別選手交代に長けたタイプだとは思わないし)?
最大の失望は、控えのテストをせずベストメンバーで挑んだ事(いちおう今日のメンバーが大木の独断によるチョイスでない前提ですが)。えっ?5人も代えてたじゃないかって?たしかに代えてたけど、内田クンと玉田はもともとファーストチョイス。左SB今野、左CH阿部はコンディション不良(怪我)による交代、右CHの橋本はサスペンションによる交代でしょ?つまりこのメンバーがこの日のベストだったって事です。てゆーか、今のチームで一番控えの経験を積ませないといけないポジションってCBとGKじゃないの?本番で楢崎やボンバー、釣男が怪我したらどーすんの?って話しですよ。だって中盤や前なんて途中出場でもテストできるけど、DFラインはそーゆー訳にいかないでしょ?
2番目の失望は試合内容。はっきり言って残り2試合は単なるオマケ。2連敗でも問題無いわけです。でもベストメンバーでこの試合内容はちょっと。コンディション不良だとしたら、なおさら何故このメンバーでいったのかって話。代表メンバーは控えも含めて、岡田フットボールが実現できるんじゃなかったの?ウズベク戦と同じ内容だから実現できてたのか?失点はPKだからしょうがない?じゃぁゴールもオウンゴールだからタンなるラッキー?そうじゃないでしょ。確かにレフリーはあきらかにQATARよりではあったけど、タシケントほどではなかった。そして得点は岡崎クンの飛び出しが生み出したモノだし、失点は相手のアタッカーを止め切れなかったから。これがDFラインが阿部や今野でGKが都築だったら、おまえらまだまだやな、で済んでたんですけどネ。
大体明らかに4−2−3−1のラインになったり、ミランスタイル(要は俊輔がCHに吸収されちゃう)になったりするのは、中盤が上手くまわってない証拠。カズシも言ってたけど、代表がいい形の時は流れの中でトップが2人になってる時。この日は少なかった。たしかにウズベク戦よりは相手ゴール前まで行けてた。しかし明らかにウズベクよりもオーガナイズされてなく、パススキルも低く、決定力もない(セバスチャンいなかったし)QATAR相手にあれだけDFラインを崩されたらいかんのではない?右SBも、前回駒野でよかったって感じだったし(DF面でネ。攻撃はそれなりにやれてたよ、内田クン)。
後、松井はこのチームにはホントにフィットしないなと。ほとんど個人技の披露に終始してました。まだ本田△の方が内田クンや岡崎クンとは慣れてるし、またああ見えて意外と周りを使うタイプなんで上手くやってた。まあ相変わらず守備下手なところは一部の方々には嫌われるんだろうなとは思ったけどネ。そもそも松井に求めてることが違うような。フランスでの松井は明らかにゲームメーカーではなく、攻撃的SH。使われてナンボの選手。ってかこのチームには本格的なSHを使うオプションが少ない。個人的には長谷部もサイドに置いて、真ん中に俊輔と守備に長けたアンカーマン(ここで啓太ですよ!阿部クンでもいいけど。もしくは1トップで2アンカーでもいいけど、その場合は強力な1トップがいないからなぁ)を置く形が非常に観たいです。せっかく両SBに突破力のある選手をおいてるのにもったいない。もっともこの形だとシステマティックにはなっても、決して華麗なパス廻しの中盤にはならないので、一般的なファンの方々は満足しないんだろうナァ。
なんかホントに貴重なテストの場を無駄にしたなと。んで次のオージー遠征は海外組は連れて行かないそうで。まあオージーがどのくらいのレベルで来てくれるかですが、まあ今日の試合観てると、流したオージーと互角の勝負ができるか疑問かも。