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 日本 VS バーレーン(国立競技場)

2012ロンドン五輪アジア最終予選

 という事で五輪出場決定おめでとうございます。まあ。前節シリアが敗北したことで、かなり楽にはなっていたわけですが。
 まあ、最終戦がホームだったこと、ドローでも勝ち抜けなこと等、日本には有利な展開だったわけですが、やはりバーレーンはナイーブだったし、そもそも戦術ミスでしょう。まずあのように失点をしない入り方ではなく、リスクを背負ってハイプレスを欠けるべきでしょう。日本にボールを回させてはいけない。そのためには猛烈なプレスを掛けるしか無い。もちろん90分もたないですが、まずは自分たちのペースに持って行くべきです。残念ながら関塚さんのチームには、ハイプレスをいなしてボールを回せるスキルのある選手は見当たりません。清武クンくらいでしょう。そしてミスから失点が日本で一番多いパターン。しかしそういう展開にはならず、日本はあせらずプレーした。そして先制した時点でゲームの決着は付いたも同然です。このゲームの勝利条件はもともとバーレーンに不利にできているのですから(バーレーンにとっては1点差勝利は敗北なわけです)。せめてコーチがミラン・マチャラのような、日本のフットボールを知り尽くしている男であればもうちょっと戦い方があったと思います。けれど今のイングリッシュマンは、最終予選のここまでの日本の戦い方が、5回も試合を行なって、自らも1ゲームを戦っているはずなのに、まったく研究できていなかったとしか思えない。まあ、残念ながら負けるべくして負けたと言うか。かつて日本を苦しめたバーレーンの姿ではなかったと思いますネ。