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 2012EURO セミファイナル イタリア VS ドイツ

 なんか、ドイッツェランドって公式戦でアズーリに勝ったこと無いのだって。知らんかった。そしてまたしても歴史は繰り返されました。この大事な局面でバロテッリが見事な2ゴール。しかも2点目はノイヤー反応出来ず。明らかにドイツに勝って欲しかった金田さんは残念そうでした。イエー!良平観てる?みたいな。
 まあドイツはここまで厳しいといわれたグループBにいた割にはネーデルランドの自滅によって、トントン拍子にグループリーグを1位で抜け、ノックアウトラウンドではいきなりグリークで楽しましたからネ。相変わらず苦しい展開になると、上手く回らなくなるという弱点はそのままでしたネ。オールドファンにとってはドイツは元来こういうシチュエーションがもっとも強いチームだったはずなんですけどネ。ボクの記憶では、まだピクシーがユーゴ(てかまだユーゴが存在したっていうか)にいたフランスW杯で2点のビハインドを追いついたのが最後のゲルマン魂爆発でしたネ。その遺伝子をもってるのはクローゼくらいですか。ただしフィールドプレーヤーに限ってですが。そう、今日このゲームを眠い目をこすって観たあなた方だけは素晴らしい物を観たはずです。
 ネーデルランドではGKといえどもフィールドプレイヤーのような足捌きでボールを扱えることが望ましいとされる様です。そう、オシム氏も近代フットボールにおいてはGKは11人目のフィールドプレイヤーだと言って(いや、それらしいことを言ったのかも知れない)いましたネ。実際、アディショナルタイムになって1点を追うチームがセットプレーの時にGKが参加するシーンは欧州、南米のフットボールシーンではよく見られる光景です。しかし、まるでフットサルのパワープレーのように(まあ実際にフィールドプレーヤーをGKの代わりに入れたわけではありませんが)、ハーフウェイライン手前に仁王立ちしてアズーリのクリアボールを弾き返し続ける11人目のフィールドプレーヤー、真のDF最終ラインがそこにいました。ボクは、はっきり言ってドイツには興味ないし、グループBの試合は一つも観ていないですが、それでもあのノイヤーのプレーには感動しました。これぞゲルマン魂!