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 Japan VS UAE (Sydney stadium Australia)

2015 Asiacup in Australia quarter final

 まさかまさかのquarterfinal敗退。1992年の地元開催での初優勝以降で、セミファイナルに進めなかったのは、加茂時代の1996大会以来。まあそのときはクエートに敗北したので、引き分けの分ちょっとましかもしれませんが。
 まあ、優勝は難しいと、思うところはありました。どうも日本代表は過去の歴史をトレースする癖があります。実際ザッケローニのチームは、単に試合結果だけを見ればジーコのチームとそっくりです。アジア杯優勝→コンフェデ杯グループリーグ敗退→W杯1分2敗でのグループリーグ敗退(W杯にいたっては三試合の展開もそっくり)。まあジーコのチームほどバラバラではありませんでしたが(ちな、ディフェンス、オフェンス、控えで溝が出来るのは日本代表のお家芸でも有りますが)。その歴史から言うと、今回はオシム時代のアジア杯をなぞるのでセミファイナルで敗退の可能性は高いなとは思っていましたが、まさかここで敗退するとは。まあ1試合目のイランがPK敗退だったので不安はありましたが。
 試合は7分過ぎの不用意な失点が全てといっても過言ではないでしょう。ある程度の守備組織があるチームが引きこもったときに崩せないのは、かなり前から日本チームの課題ですから。このゲームではアギーレは早く動きましたね。個人的にはガチャピン変えるの早すぎじゃネ?と思ったのですが、柴崎は大仕事をしたので結果オーライと言わざるを得ません。確かにこの試合の柴崎は不用意なミスが多く、何度も自陣でボールを失いましたが、結果的にそこから失点しなかったし、値千金の得点とPKもきっちり決めたので、さすがに責められません(フットボールでは89分仕事をしなくても、試合を動かす得点を決めれば許されるものです)。まあそれより何より、この試合一番の誤算はEXラウンドでの長友の負傷でしょう。アレさえなければEXラウンドで得点する可能性は格段に上がっていた訳ですから。やはりPK戦は水物なのです。過去にも大物ほどPKを外すものなのです。バッジョしかりヒデしかり。これでコンフェデは無くなりましたが、考え様によっちゃ、前々回をなぞるのであればW杯はノックアウトラウンドに進めるってことなので、そこに期待しております。
 えっ?ではアギーレは途中降板するのかって?いや、裁判の結果次第ではそうなりそうで怖いんですが。でも、もしそうなったとしても岡田監督は勘弁してほしいなぁ。