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 日本 VS パラグアイ その2(ロフタス・バースフェルド)

2010南アフリカW杯

 ロングバージョン。
 残念ながらJapanはPK戦敗退。この結果、奇しくもトルシエ時代と同じく2勝1敗1分となりました。まあ、相手が相手だけに先制さえされなければ負けることはないと思っていましたが、点を取らない事には勝つことも出来ませんネ。
 岡田W杯仕様も、パラグアイも、基本ひいて守ってカウンター同士ですから、微妙な試合になるとは思っていましたが、お互いPK戦も見据えながらも出来れば勝ちたい気持ちがあったために、ぎりぎりのところで見れる試合にはなってたかなぁと思います。中盤でボールを持てればソレナリにキープできるジャパンですが、最後の最後ペナルティエリアの中にはなかなか入れない。対して崩しのアイディアはさほど持たないものの、最後の最後で個人技でDFを剥がすレシピは豊富なパラグアイがビッグチャンスを多めに作れたのは必然でしょう。ただ惜しむらくはどちらもディフェンスはそれなりに固く、また決定力はさほど高くなかったことでしょう。特にパラグアイにとってはサンタクルスがいまいちだったのが厳しかった。もっと速いうちからカルドーソでもよかったような気はしますが。それと、どちらのチームもミスが多かったのは高地と疲労のせいか?ジャパンがトラップミスで取られるのはいつものことだけど、パラグアイも南米3位のチームとは思えないパスミスとか有ったしネ。あと、この日はレフェリーが微妙でしたネ。コンタクトプレーは割ととってくれるんだけど、そのくせ肝心なところは観てないとか。
 まあ、最終的に考えてみると、コメントとかにも見て取れるように、最後ギリギリのところで踏みとどまってチームとして結束できたことが今回は一番大きかったでしょうネ。結局コーチの戦術やスカウティングができてても、チームが機能してなかったら何の意味も持たないのは、最後の最後で崩壊した2006年のチームをみればわかるでしょう(てかもっと身近な例では今回のレ・ブルー。さらにもっと言うと2006のチームには戦術やスカウティングもなかったかも)。そーいや、2002はずっとチームでしたネ。みんな身近な敵に対して結束してたから。
 最後にこの場にきてまでですが、岡田に二言苦言。最後は玉田じゃなく森本でしょ(本田と同じようなシチュエーションでクールなプレーができない本職CFって...。)。それと、PK。120分間走りまわったDFを2人も最初の5人に選ぶってどうよ(ちなみに5人目のキッカーは釣男だったらしい)?ただし、これについてはいいふうに考えると、憲剛も玉田もとても最初の5人が務まるとは思えないメンタリティだったのかも知れませんが。

 最後に。あぁ阿部にもう少しだけでも攻撃の才能があったなら。