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 日本VSアルゼンチン(国立) 

U−23

今回は豊田の1トップでトップ下に谷口。やはり、アルヘンとはいえどもU-23ですネ。もちろん単なる調整試合ではありますが予想以上にちゃんとした試合になっています。相手にはリケルメマスチェラーノがいるのにですよ(まあメッシはいないけど。メッシ観たかったよー。)?アトランタのJAPANは(まあ向こうは真剣勝負でしたが)全く相手にならなかったのに。しかしホントに、あのグダグダだったチームとは思えないほどしっかりしたチームになりましたネ(まあ、当時とはメンバー半分近く変わってるんだけど)。前半は谷口が下がり気味だったのは守備重視でしょうがないにしても(ホントはしょうがなくないんだけど)、自由に攻撃を任された香川の生き生きしている事といったら。ホント香川も内田クンも、A代表ではまったく持ち味を出せず、イイトコなしだったんですが、この世代では別人のようですネ。これは単純にレベルの問題なのか?今回、特に右側のブロック(内田、森重、両本田)がすごくよく連携していましたネ。左も悪かったわけではないですが、相対的に観ると見劣りしちゃいます。これは、本田圭を右に置くことが正解だったのか、香川とのコンビが正解だったのかそれとも、本田圭が生まれ変わったのかどれなんだ!あと森重クンもよかった。あれじゃマヤには悪いけどスタメンは森重クンかな。それも含めて思うのは、柏木クンや梅崎クンも含めて、カナダ世代はわりとチームにとけ込むのが上手いのかなと。カナダのメンバーから漏れたマヤはその辺が十分じゃないのかな。クラブのマヤみてたらあんなもんじゃないからネ(まあそれは、A代表時の内田クンや香川を観たサポもそう思ってたのかも知れんけど)。あと1トップの豊田は、最初のうちはコロコロ倒されて、どーなるんだと思ったけど、まあなんとか及第点くらいかな(ポストは。FWは点を取れ!)。とにかく前半と、谷口が高めの位置をとって攻撃に打って出た、後半失点するまでは十分アルヘンとわたりあってましたよ。
ただもちろん問題もあるわけで。まずこの集中は相手を0に押さえてたからギリギリ保たれてたことでしょうネ。失点したとたん(まあ、外的コンディション悪化、体力低下、選手交代とかいろいろ理由はあるのかもしれんけど)見事にチームがバラバラになりました。思えばアテネでは試合の序盤に失点することでリズムを崩していったわけですから、これは本番で同じテツを踏む可能性大です。また得点ですが、アテネのチームは得点力だけはありました。大久保、釣男、阿部チャンのプレースキック。でもこのチームの最大の欠点は決まった得点パターンを持たない事。立ち上げの頃こそ平山の身長という飛び道具がありましたが。しかも得点のにおいが、かすかにでもアル選手と言えば、本田圭、香川、谷口というMF陣。非常に不安です。あと両チームを観てて思うのは、さんざん言われてることかも知れないけど、やっぱ基本的動作に差がありますね。単純にきっちりボールを止める、周りを見て正確にパスを渡す、危険(チャンス)を察知してプレーする、ってとこがアルヘンは出来てる。だからアルヘンが球を廻し始めると取れなくなりますよね。奴らはそーそーミスしないから。日本の選手は難しいことはできるけど、簡単なことは下手だよネ。そのヘンが肝心なときに点取れない事とも関係あるんだよネ。
まあいろいろ言ったけど、意外にチャンスはあると思う(もちろん今がこのチームのピークとか、ジーコチックな事がなければだけど)。ぜひグループリーグ突破してください。それができれば、このチームは大成功だと思いますよ。とにかくFWはもっとがんばれ。