2012ロンドン五輪アジア最終予選
このグループの天王山。ここで勝てばほぼ勝ち抜け決定のゲームだったんですが。
終わってみればホームと逆の結果に。もちろんこの時期の日本チームは例によって最悪のコンディションな訳ですが、そんなことは言ってられないわけで。というか、コンディションはそれほど悪いとは思わず、やはりSYRIAの執念にやられた感がありあり。今回直前で清武が抜けたわけですが、果たして清武がいたら違った結果になっていたかは微妙なところですネ。ただ言いたいのは、押し込まれた１ｓｔハーフはともかく、２ｎｄハーフは、あんな打ち合いにする必要があったのかということです。確かに勝点３で止めを刺すのも大切ですが、１ｓｔハーフの結果を見たら、ここはドロー狙いでしたネ。もちろん、ドロー狙いって結構ハードルが高く、しかも歴代日本チームはこいつがとても苦手なのはわかってますが、一つ上のランクに上がるためには必要な事だと思いますが。せっかく大迫と永井というすばらしいいアタッカー二人が前にいて、なおかつ二人で点を取ってくれるんだから、がっちり守って良かったと思いますが。あと厳しいようですが、権田クンは１点目は止めなきゃいけなかった。確かにアレをセーヴするのは難しいかも知れないけど、触ったんだからＧＫのミスと言われても仕方ないと思います（まあ逆に２点目のシュートを止めろというのは酷）。
ところで自力突破の目が消えたと、どこもかいてますが、それは事実ですが、別にSYRIAに自力突破の目が出たわけではなく、あくまでイーブンになった（正確にはSYRIAが得点数１のアドバンテージを持っているわけですが）だけなわけで。確かに永井や東、大津等特定の選手や、セットプレーに頼りすぎの得点力の低いこのチームにとっては、少々困難なミッションかも知れませんが、とりあえずあと２試合でひたすら点を取れば十分１位は狙えるわけなんで。まあメンバーはもうチョット考えたほうがいいと思いますが（今回も山崎の怪我でアタッカーがベンチにいなくなりましたからネ。バックアッパーがそれほど得点力が高いわけではない原口だけってのもどうかと）。後、関口さん的にはフォーメーションを変えていないつもりでしょうが、やはり大迫＋山崎では２トップ的にはならないが、大迫＋永井は２トップもできる訳で。大迫のポストとキープ力と決定力のなさを考えたら、意外と小技やシュートが上手い永井とのコンビはスタメンでガンガン行くべきだと思いますが。永井スーパーサブに固執しすぎ。大迫に決定力がないのはもう仕方ないわけで、逆にそれ意外はひと通りこなせる器用さを持ってる訳ですから、決定力のある選手と組ませるべきでしょう。特に後２試合は点をとれるだけ取らないといけないわけですから。SYRIAは各試合３点以上とると考えるべきです。だとするとこちらはあと２試合で７点取る必要があるってこと。まあ大津がよべればいいんでしょうが、無いものねだりをしてもしょうが無いので。とりあえず永井クンはスタメンにしてアタッカーをもう一人追加すべきでしょう。
