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 JAPAN VS KOREA(カーディフミレニアムスタジアム)

2012 LONDON OLYMPIC FOOTBALL 3決

 2日連続での敗北。メダルがあろうがなかろうが、やはり負けて終わるのは悔しい。たとえその色が銅でも勝って終わりたかった。
 ただこの日もグループが個人に敗けた。KOREAには3人のDFを引き連れてもゴールを決めれる選手がいた。ガナーズで使えない奴の烙印を押された選手でも、日本のU23の前では強力なCFだったって事。確かに永井は一旦突破すれば、DF2人を置き去りに出来るしそこそこの決定力もある。大津も強いフィジカルでのキープやミドルシュートを決める力をもっている。でも、どちらもあくまで清武、東、山口、扇原との連携があってこそ輝くアタッカー。この日のKOREAもFINALのメヒコも、8人で守って2人で攻めろみたいなイタリアンなFOOTBALLができる力があったって事。対する日本は大津と永井が抑えられたらそれで終わり。そしてセミファイナルまで先制されたことがなかった日本は、先制された場合の引き出しがなかった。まあ、この負けはしょうが無い負けとしか言い様がない。もちろん、ここまでよくやったなんて言わない。この敗北を各自の場所でどう活かすかが重要な事。
 後ひとつ言わせてもらうと、やはり関塚さんは最後の最後で人選を間違えた。このグループのFOOTBALLは全員が長い距離を走ることが前提。例えば清武は高いテクニックをもったパサー(シュートはド下手だけど)だけど、ほんとによく動く選手。東にいたっては運動量が武器の選手。CFに限っては求められるのはそこじゃないんで杉本はアリだと思う。だけどMFである宇佐美。彼は高いテクニックを持ち、ドリブルで狭い中でプレーすることも出来、得点力もある選手。でも絶望的に運動量が少ない。そんな選手がこのグループの中でMFとして輝ける訳ないと思うんだけど。明らかに疲労していた永井を下げるのはいいんだけど、あそこで彼を下げるということは、縦に突破できる選手がいなくなってしまうことを意味するわけで。それはこのチームにとっては致命的な事。あそこで入れるべきは酒井豪徳だったと思いますよ。もしくは最後まで永井クンと心中。豪徳は徳永と代えるかどちらかでしょう。KOREAは2ndハーフは明らかにバテてた。調子を崩した永井クンでも裏をつける程にネ。彼等にとってはパスを回されても縦突破やサイドからのえぐりがなければ日本の縦ポンなんて全然怖くなかったと思うけどネ。
 最後に。赤ユニとは何だったのか。まあ、今後着ることは二度と無いでしょう。