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 第3節 千葉 VS 名古屋(フクダ電子アリーナ)

2017 J2

 超久しぶりなジェフ戦。ジェフも昨年(ほとんど見てない)、今年と入れ替えして、全く別のチーム(てかベンチの勇人と途中出場の羽生以外にジェフらしさ無し。あと、指宿がベンチ入りしてましたネ)。しかしエスパーニャのコーチと、リーガで活躍したアルヘンのアタッカーが加入と、結構強力な補強。そして、この試合を見た感じではお犬様は今季上がれるのではと思うくらいの出来でした。
 グランパスのスタメンは高さ対策のためか、CBに大武クン。そして宮原クンを1列上げて、小林裕紀が外れました。アタッカーは玉田に代えて押谷クンをスタメン。永井クンを下げて寿人の1トップ。ベンチには古林クンと矢田クンが入りました。しかし、なんとシモヴィッチが怪我で離脱。まだ佐藤寿人が十分フィットしてない中で、これは結構効きました。
 ジェフは噂通りのハイラインのプレッシング。しかも3バック。奇しくも解説の戸田氏が、まるでトルシエの様だと言ってましたが。噂のアランダは、もっとエゴイスティックなストライカーかと思ったら、意外とバランスを取りながらチームプレーをするタイプに見えました。高いライン設定に相手のGKは大変そうでした(違う意味で楢崎は大変そうでしたが)。しかし結局大武クンを入れた割にセットプレーにやられてしまいました(あのボールを動かして蹴るってのは、ポイントなんですかネ。タイミングはずしなのかな)。やはり大部クンは、まだ風間さんのフットボールに対応しきれていない感アリアリでしたネ。そしてこの日はラストパスの精度と言う課題が如実に現れてしまいました。何度か相手のラインの裏を突く事はできたのですが、最後のところが上手くイカず。前節までは上手く行かない時のシモヴィッチだよりで何とかできたんですが、代わりのフェリペは、この日見た限りでは、そこそこポストが出来るものの、これだったらシモヴィッチでいいだろうというレベルでしかなかったですネ。まあワシントンの高速ポストに合わせる器用さは見せましたが、見せ場はここだけでしたネ。これだったらDFの人がプレーできるようになって、シモヴィッチが使えるなら、彼を3人枠に選択する理由は無い気がします。最後の失点は前がかりになったところを清武弟(いつの間にジェフに!)にやられましたが、あれは仕方ないでしょう(てか、昔のグランパスフロンターレとやった時によくやられてましたネ。因果は廻るというか)。やはりシモヴィッチ、寿人、そして田口クンが今シーズンのキーマンになりそうですネ(もちろん若い選手たちが奮起してくれれば、それはそれで有難いのですが)。
 この日見た限りでは、寿人がフィットしてくれないと、シモヴィッチ抜きでは厳しい感じです。ただ、まだJ2特有のガッチリひく相手と対戦していないので、そこでどれだけ点取れるかですよね。とりあえず岐阜とジェフは次のラウンドでお返ししたいところですネ。今の12位はグランパスらしい順位ですが、夏前にここに居るようなことは、なんとしても避けたいですよネ。どちらにせよ、次の水戸ちゃんに敗けているようでは昇格は難しいので確実に取っていきたいですネ。
 しかしここまででジュビロと同じ勝点、しかも必ず向うと違う結果になるという不思議。