2012 FIFA U-20 Women's World Cup in JAPAN SF
まあ、試合は最後に猶本さんが話していた、"こんな強いチームとやったのは初めてだったので．．．"って言葉に尽きると思いますが。
もちろん、敗因は早い時間の失点なんですが、このチームの欠点ＤＦラインが見事に噴出してしまったってのもひとつの要因でしょが、そもそも、フィジカル、技術（こえれはテクニックのことではなく、ボールをキチンと蹴る、止めるみたいなものネ）、戦術理解度、全てにおいて相手が上回っていたのが最大の敗因であることは明白ですネ。
ただ2つの疑問点は交代カード。たなみなを下げるのが早すぎたのでは？ってことと、たなようを下げたこと。このチームはたなようがいないと攻撃の形が満足に作れないのはここまでの4試合でわかっていたことなのに。たしかに圧倒的な相手フィジカルの前に十分機能していたとは言いがたいですが、プレースキッカーでもある彼女を下げる意味が分からない。QFではＬＢに回してでもフィールドに残したのに。もちろんQFの時はリードしていて、今回は点を取りに行かなければならない状況と、シチュエーショは異なる訳ですが、少なくともこのチームにおいてはたなようと柴田と猶本の3人がいないと攻撃の形が作れないので、たとえ機能してなくても代えてはいけないパーツのはずなんですけどネ。コーチはプレースキックはデブも蹴れると思ってるのかもしれませんが、この大会でデブが決定的なＦＫ，ＣＫを蹴ったとこなんて観たこと無いんですが。もちろん正直１ｓｔハーフはたなようどころか、クラブでスタメンの柴田でさえ、ボールをキープできない訳ですから、とても点が取れそうにないと感じるのは分かるんですが、じゃぁデブや道上を入れて何かが変わるとも思えなかったんですが。確かにある程度カラダは張れるでしょうが、点の匂いがしないですから。２ｎｄハーフの最初のたなようと柴田を前に残した布陣を続けたほうが結果が出たと思いますけどネ。あの交代は完全に失敗だったと思いますヨ。
まあどっちにしろ、まだ後１試合出来る訳ですから、ここで切り替えて。負けて終わるよりも勝って終わりましょうよ。次はナイジェリアですが、少なくともこのドイツより強いチームでは無いと思いますので。
